クスコ ヴァカンツァゼロワゴン装着

K.S.O.Cのメンバーより格安で譲っていただきました。
全長調整式、減衰力固定です。

ヴァカンツァゼロワゴンはフロントキャンバーを調整出来ます。

4本のキャップスクリューネジを緩めれば楽に動きますが、車体から外した状態でないと調整できないため、先に調整しておきます。

私の場合、ほぼ推奨車高にするので0に合わせました。

車高調整も取り付けた後だとやりにくいので、先に大体の位置に合わせます。

寸法は取説に記載されています(確か25o)

写真は調整前です(この位置だと全下げ位置)

フロントアッパーマウント部です。

フロントウインドウ下のカバーはクリップを一つ外せば手で外れます。

付けたままでも作業できますが、外した方が断然楽です。

取り敢えず3本のナットを緩めておきます。
緩めるだけです(笑)

ホイールハウス内です。

左右ともジャッキアップしてスタビリンクロッドを
外します(左側の斜めに出ている棒がそうです)。

先に両方外しておかないと、反対側のノーマル
サスとリンクしてるので取付が難しくなります
(力業で出来ん事も無いですが・・・)。

ブレーキホースとABSセンサー(?)のケーブル
も外しておきます。

サス自体は2本のボルトで固定していますので、
アッパーの3本のナットより先に外します(でない
とアッパーのナットを外したとたんにサスが墜落し
ます)。

またブレーキディスクをジャッキなどで受けておきます。

要はサス自体がアームの一部になってるので、外すと繋がっているのがロアアームだけとなり、ブレーキ部分が外側に倒れようとします。

その為、最悪ドライブシャフトが抜けてしまいます(抜けたらどうなるのか私も知りませんが)。

後は逆の手順で取り付けていきます。
次にリアですが、取説では「内装の蓋を外してアッパーのナットを緩める」となってますが、写真で分かる通り、ムリです(笑)

ナットなんざ見えません、手も入りません。
と言うわけでリアの内装とサードシートを取り外します。

サードシートはそれぞれ4本のボルトで固定しています。

後ろ側は背面のカーペットのクリップを外し、その下の内装を外すとボルトが現れます。
その他の内装は、まずリアドアのステップ部分を外し、リアハッチのストライカーの周りを外します。

サードシート両側の内装は一枚物ですのでリアハッチ側より外します(全てクリップで留まってますので半分力業で)。

因みに右側はカーゴランプが有るので、少し外してカプラーを抜いてから一気に外します。
リアのアッパーです。
2本のナットで留まっています。

因みに抜け防止なのかサスにフックが付いていて、ナットを外しただけでは抜けてきません。

フックが引っかかるステー(?)を押し曲げて引っかからないようにした方が良いです。
時間が無かったので写真は取付後です。

リアもフロント同様、先に有る程度車高を調整しておきます。

リアは構造上ボルトを外しただけでは外れません。

アームのストロークよりサスのストロークが長いので、サスを縮めた状態で作業します。

爪付きジャッキが必要ですが、無かったので普通のジャッキにスパナを噛まして使用しました(お勧めしません、ってか危険・・・)。

ジャッキでサスの下部を押し上げて有る程度サスを縮めます(アッパーのナットは先に外しておきます)。

下部はボルト1本です。

ボルトを外すのも、サスを外すのもかなり苦労します。

取付は逆の手順です。
取付時も爪付きジャッキでサスを縮めてから下部のボルトを入れます。
完成です。
ほぼ推奨車高です。
暫く走るともう少し下がるでしょう。

作業時間はフロント2時間、リア3時間程でした。
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